地方の情シス-何でも屋な小間使い-の成り上がり(予定)雑記

元SE→アプリ開発者→情シス。非IT企業での小間使いから成り上がるための日々を連ねます

情シスに必要なのはコミュ力 < 勇気

コミュ力

一概に情シスに必要なのは、コミュ力というが、そんなのはどこでもどんな業種職種でもいっしょ。 大事なのはどちらかというと調整力です、という人も大半いるが、

本当に重要なのは「勇気」かなと思う。

概ね情シスを頼るのは全社員である。その中で一番困るのが、役職ある人が頼りにしてくる時。 やはり役職付きなので、偉いのである。 会社員としては年功序列や勤続年数、役職付きなので、という理由で上には弱いものである。

だからと言ってホイホイ人の言うことを聞いていると、自分の身が滅んでいくだけ。 なので、勇気を持って、できません、あとでいいですか、明日でもいいですか、 調整しますと、声を大にして言う必要があると思う。

ここで大事なのは、やらない、とは言わないこと。 やらないと言う言葉を上司は一番に嫌う。とにかく嫌う。 できないものがあっても、できないというと、怒る。叱責する。なぜか? そうやって育てられてきたから。 なので、まずは調整するというのが無難。

だが注意してほしい。 中には調整する=やってくれるものだと勘違いする自分都合で解釈する人がいる。

そう言う人には、逐一報告するか、早めに見切りをつける。 とにかく調べたという事実や資料さえあれば、次に話を持っていける。 温めておけばおくほど、やってくれているものだと盛大に勘違いする。

上司を使ってクッション置いていってもらうのもあるが、甘い。 世の中、自分の都合のよく動いてくれる上司なんてものは存在しない。 偉い人や他部署の交渉役としては力不足だ。言いまくられてしまう事もある。 だからこそ、自分でここまでやった、でもできないという根拠を用意しておく必要がある。

会社では自分以外、敵である。敵でないなら中立を保っているだけだ。最終的には自分で身を守るのみ。

だが、会社員である以上、駒として動かざるを得ない時もあるだろう。 その時は全てを受け入れるのではなく、自分の意志をはっきりさせないと、 自分だけでなく会社も不利益を被る。